【発達障害教育支援の学校】工芸技能学院

-設立の想い-

学生時代、中学教員(通常学級)を目指していた私は、教育実習先で授業中の発言も無く、

休み時間には友人とおしゃべりすることもなく、下を向いたまま、1人ポツンとしている

生徒が気になり少し声掛けをしてみましたが、お返事はありませんでした。

教育実習の最終日にクラス全員の生徒たちが生徒手帳を抱えて「先生一言書いて!」と列を

作りました。なんと、その列の最後尾に、気にかけていた生徒さんも並んでいたのです!

その子に一言書き終わった時、消え入るような声で、しかし勇気を振り絞った声で

「あ・り・が・と・う」と言ってくれたのです!

この事がきっかけで発達障害児教育に関心を持ち、大学卒業後さらに教育学及び特殊教育学を

専門に学び、特別支援学校教諭1級免許を取得しました。

より深く当事者の事を知るため、発達障害児の施設・作業所等でボランティア活動を行い、

24時間接する機会のある入所施設に勤務、その後、発達障害特性のある生徒さんも通う

専門学校に勤務しました。

発達障害特性のあるお子さんたちは、苦手な学習面の勉強よりも、コツコツ取り組む

手作業が向いているので、自分が工芸の技能を身につけて、発達障害児教育の実践をしたいと思い、

そのことに賛同して下さった方々のお力の元、NPO法人工芸技能研究所を設立し、

発達が気になるお子さんの学校「工芸技能学院」を創設しました。

子どもたちの特性に向いた教育内容で、自己肯定感を高め、安心して明るい表情で日々を

過ごすことを最大の理念としています。                理事長 和田伊都子

 

和田 伊都子(ワダ イツコ)  プロフィール (理事長・漆芸担当・特別支援学校教諭1種免許有り)

  立教大学卒業 (文学部)
  明星大学大学院中退 (人文学研究科・教育学専攻)
  東京学芸大学卒業 (特殊教育特別専攻科)
  知的障害児施設 児童指導員
  高等専修学校 教員・副校長
  2002(平成14)年 NPO法人 工芸技能研究所設立メンバー
※中学校教諭1種・高等学校教諭1種・特別支援学校教諭1種、各免許有り
※漆芸技法、山崎銕雄氏(日展作家)・音丸馦氏(漆芸家)より師事

 

  齋藤 一郎(サイトウ イチロウ)  プロフィール (副理事長・綴織担当) 

  京都精華大学卒業 (美術学部造形学科)
  川島テキスタイルスクール修了 (専攻科)
  作家活動  洋協アートホール新人作家展
        アドレスカプラコ展示会
         金沢市・小松市にて個展  等々
  高等専修学校 教員
  2002(平成14)年 NPO法人 工芸技能研究所設立メンバー

 

発達が気になるお子さんについて、理解があり対応ができる

学習サポートのスタッフもいます。